長南家の奇妙な称号

背後：
　毎度ご来訪ありがとうございます。長南家の背後でございます。

クリスマスパーティや結社でも少しお話ししましたが、皆様は、称号に対するこだわりってありますか？
今回は、長南家で現在まで使ってきた称号の由来、またその意味を解説して参ります。

長南アヤ
 

「清虚の伴星」

…命名当時、所属結社「天文部」の皆様の称号に「○○の□□」の形をとられる方が多く、また「星」の文字が入っている方も多かったので、それに合わせる形に。

サポートポジションの長南アヤらしく「伴星」、「清虚」は「清らかで欲がないこと」の意。（辞書で適当に見つけてきました）

 

よほど気に入ったのか、未だにこの称号を使い続けています。

 

 

 

春河翔子
 

「イグニスハーツ」

…もともとは春河翔子が扱う槍の名前だったのを称号に転用しました。

因みにハーツは「hearts」ではなく「hurts(傷付ける)」。

 

 

「胸いっぱいの愛」

…元ネタはバングルスの楽曲「Eternal Flame」の邦題。

この頃から翔子は愛だの頻繁に言うようになりましたね。

 

 

「心のヒビと感謝と繋がる命」

…設定当時「仮面ライダーオーズ」にハマっていたので、そのサブタイトルに共通する

「○○と□□と△△」というネーミングの法則を借りて命名。

 

 

・心のヒビ…「相手の助けになりたい」と想えば想うほど、その人が自分から遠く離れていく事に対する憤りと、

それが自分の一方的な気持ちの押し付けではないかという理性との間に生まれる、

「自分は果たして本当に必要な存在なのか？」という疑問からくる精神的荒廃。

 

・感謝…それでも自分を受け入れ、「他者との繋がり＝命」をくれた人たち、
荒廃していく自分の心を救ってくれた人たちに対する気持ち。

 

・繋がる命…前述の、春河翔子の「他者との繋がり＝命」という価値観。

また、春河翔子が、彼女が「姉貴」と呼ぶ人物の意志を受け継いだように、

他者との繋がりを通じて生き方や精神を受け継ぐ事で、たとえ肉体は滅びても、その人の「魂」は生き続けるという、春河翔子の考えを表す言葉。

 

 

現在は春河翔子自身も、「自分は他者との繋がりの中にいる」ことを自覚し、他者を想うからこそ自身をも大切にするようになりました。

 

 

エルミニア・レイフォード
 

「青春実行中黒歴史更新中」

…元ネタは荒木飛呂彦の短編集「死刑執行中脱獄進行中」から。

いかにもルミニらしい、若気の至り溢れる称号。

 

ルミニ曰く、「カタカナの本名の横に漢字ばっかりが並ぶミスマッチが気に入っている」らしい。

 

 

「猛毒台詞的罪悪感零的魔法少女」

…クリスマスイベント中に調子に乗って変えた称号。

猛毒台詞はともかく、罪悪感０は流石に酷いので、結局クリスマス中のみの称号となりました。

 

 

「ホワットアワンダフルワールド」

…元ネタはご存知ルイ・アームストロングの楽曲「What A Wonderful World」（邦題：この素晴らしき世界）。

 

陰惨な幼少期を持つルミニが、この世界を「素晴らしい」といえるのも、全て皆様に出逢えたお陰です。

 

 

ディオネ・キーラー
 

「ムーンライトシャドウ」

…元ネタはマイク・オールドフィールドの楽曲「Moonlight Shadow」。

改めて振り返ると洋楽ネタ多いなあ……。

 

 

「ドロローサへの道」

…キリスト教の「ヴィア・ドロローサ（苦難の道）」から。

「ヴィア・ドロローサ」とはイエス・キリストが十字架を背負って歩んだ、自らの刑場であるゴルゴダの丘までの道のこと。

ディオネにとって、銀誓館学園の一員として戦いに身を投じる事は、自らの母を殺した自分の罪に対する贖罪であることから命名。

 

この後ディオネがどのような運命を辿るのか？

それはこれからの世界の動向次第でございます。